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 環境学習(大朝小学校総合学習)   事務局   2006年5月24日(水) 8:23   
5月18日(木)天気予報は雨でしたが、幸いほとんど雨も降らない中で行うことができました。
大朝中心地域の環境保全事業の1とつとして、住民と学校とが交流を図りながら昔の体験や生活の知恵を伝えていくことが目的です。

この日は、大朝小学校5年生12名と地域住民約20名で、菜の花米の田植えを行いました。
菜の花米とは、菜の花を緑肥することで、化学肥料等の使用を控えるものです。米作りは今年からですので、うまくいくか心配ですが、地域で育てて行きたいと思います。
秋にはおいしい菜の花米で、子供たちと一緒に収穫祭を行う予定です。

 第5回通常総会   事務局   2006年3月31日(金) 18:39   
平成17年度事業報告
【事業の成果】
平成の大合併といわれた市町村合併が各地で進み、慣れ親しんできた町の名前がどんどんと消えていきました、我が大朝町も周辺3町と合併し新町名「北広島町」となりました。
期待と不安が入り交じる中であっという間に1年が過ぎたように感じます。「合併しても大朝という地域を残そう」と、これまで取り組んできましたが、これからが本当の意味で、地域資源循環型のまち作りを目指す活動になってくるのではないかと思います。
今年度は、行政や関係地域と協議により、北広島町各所で廃食油の回収が始まり、回収量も順調な伸びを見せております。そんな中で、中国経済産業局より「バイオマス等未活用エネルギー実証実験事業」での補助金が交付され、北広島町内で廃食油や生ごみの資源化についてのアンケート調査を実施することができ、予想を上回るアンケートの回収率となり地域住民の環境に対する関心度の高さに驚かされました。そして、事業化に向けた貴重なデーターを収集することができました。
また、広島県商工労働部国際ビジネス推進室の主催による、スイス環境ミッション現地視察研修へも参加し、スイス、フランスそしてイタリアの3カ国を訪れ、ヨーロッパにおけるバイオマスや環境ビジネスの現場を視察し、長い歴史の中で作られてきたシステムや意識の高さに日本との大きな差を感じました。
今後のエネルギー問題は、CO2削減問題だけでなく価格や自給率が問題となっていくと思われます。必要なエネルギーを地域で確保することが、これからの中山間地域で生活する上での大事な要素のひとつとなってくるでしょう。

平成18年度事業計画
【事業の目標】
菜の花プロジェクト
 菜種生産の確立 〜作付けから収穫まで〜
ECOプロジェクト
 BDF精製の確立 〜広域的な回収プログラム〜
NPO運営
 持続的な経営の確立 〜普及と採算性〜
【事業の内容】
 経済産業省補助事業「バイオマス等未活用エネルギー実証試験」での調査結果を元に、北広島町での廃食油回収のシステム化を目指すとともに、バイオマスタウン構想及び新エネルギー策定ビジョン構想に関わる。
 菜種収穫後の乾燥・選別工程をスムーズに行えるように、設備の設置やシステムの構築を行う。
 廃食油回収プラントの更新資金とした「菜の花応援団」を広く募集していくとともに、活動へ参加できるようなイベントなど企画していく。

以上のような内容で、平成18年度も活動を進めて行きます。




 地球にやさしいまちづくり講演会   事務局   2006年3月13日(月) 19:07   
3月7日、芸北文化ホール、千代田開発センターにて地球にやさしいまちづくり講演会を開催しました。
 アンケートの集計結果の解説を県立広島大学生命環境学部四方康行教授より報告頂きました。これにより、町民の皆様の環境意識の高い事が分かりました。また廃食油や生ゴミの町内賦損量が明らかになりました。
 その後、滋賀県環境生活協同組合藤井絢子理事長より菜の花プロジェクトと地域自立というテーマで講演をしていただきました。藤井理事長が活動を始めたのは琵琶湖の汚染という地域の飲み水だけでなく京都、大阪、神戸の大都市も関係する重要な問題であるとし、地域住民が水源を守るために立ち上がった経緯をお話されました。
 最後に広島市立大学情報科学部矢野卓雄教授より地球温暖化が私たちの生活にもたらす影響をお話頂いた後、広島市民がおいしく水が飲めるのは北広島町民のおかげと締めくくられました。
 質疑応答では、積極的なご意見やご感想を頂きました。ご来場頂いた皆様に心より感謝申し上げます。

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