なたねのほ場 鋤込み始まる


小枝集落ではナタネの収穫を終え、さっそくほ場の鋤込みに入りました。

ナタネの刈り取りは種のついた莢(さや)部分だけを刈るので茎が50センチ程度残り、それをトラクターで鋤込むとロータリーに巻き付いて大変なんです。少し鋤いては鎌で巻き付いた茎を取り除く作業の繰り返し。作業効率も良くありません。これを解消するためには細かく切り刻む機械を先に通した後の鋤込むのが理想ですが、そこまでの投資が出来ないのが現状です。排水向上、施肥管理などを徹底し、収穫量を上げる努力も必要ですがそれにはナタネの販売価格が上がらなければ、農家さんの栽培意欲も高まりません。栽培経費や手間に見合った適性価格で流通するようになることを願うばかりです。

そんな状況にあっても刈った直後に整地し美しい農村景観を作り上げる農家さんの心意気に感心しました。